2005年12月4日鑑賞

Tagline: Everything is connected
ストーリー ボブ・バーンズは、中東で活動してきたCIAのベテラン諜報員。息子の大学進学を機に、現場の諜報員としてのキャリアに終止符を打ち、家族と過ごす時間を持つために、本部でのデスクワークに就く事を決めていた。 テヘランでの武器商人の暗殺が最後の任務だったが、武器商人の暗殺には成功したが、肝心の武器の取引相手を逃がしてしまう。CIAの本部から汚名挽回と本部デスクワークの昇進の為、アラブ某国の王位継承者、ナシール王子の暗殺暗殺の極秘指令が最後の任務として出された。
ブライアン・ウッドマンは、スイスのエネルギー商社に勤めるエネルギー・アナリスト。ある日、ハマド王が主催するパーティに家族と招かれ、その邸内のプールで息子が感電死するという悲劇に見舞われる。 数日後、パーティでの出来事に責任を感じたナシール王子から、彼の相談役のオファーを受ける。次期王位を約束されたこの王子は、アメリカ資本の石油企業コネックス社との契約を打ち切り、中国の採油権を移すなどアメリカ主導権式の石油ビジネスを変えようとしていた。その為、ブライアンの石油ビジネスに関する分析力を必要としていた。
ベネット・ホリデイは、ワシントンの野心家弁護士。アメリカ最大の石油企業コネックス社に雇われ、最近カザフスタンで採油権を得た石油会社キリーン社との合併に関し、コネックス社に有利な合併になる様、キリーン社のカザフスタンでの採油権獲得の裏を調査する事。また、コネックス社と契約を切りたがっているナシール王子が王位を継承するのを阻止する為、彼の弟に王位を継承させる活動にも絡んでいる。
パキスタン人のワシームは、父親とナシール王子の国へ来ている出稼ぎ労働者。コネックス社で働いていたが、ナシール王子の政策転換で中国に採油権が移ったため、会社から解雇されてしまう。出稼ぎ労働者のうえ、アラビア語が喋れない彼らは新しい仕事も見つからない。絶望の中、イスラム神学校が唯一心の支えだった。そこで、ある指導者と出会い、過激なイスラム原理主義に傾倒していく。 ナシール王子暗殺を遂行しようとするボブ、そのナシール王子の右腕のブライアン、やはりナシール王子が邪魔なベネット、そのベネットの雇い主のコネックス社に恨みを持つワシーム、それぞれの行動が少しずつ少しずつ絡まりあっていく...

ランキングに参加してます。

感想 ストーリーを書くだけで頭が痛くなるような複雑な物語。しかもこのストーリー全てが作品を見ながら理解出来た訳じゃない。 後から調べて見て、分かったところもかなりある。(英語力のせいもあるけれど)日本語で見ても、何度か見ないと細かに張られた伏線など、分からないだろう。ストーリーは本で読んだら面白いと思うが、映画のスピードでどれだけ観客に理解させられるか少し疑問。 世界の独りよがりの警察アメリカの勝手な理屈、醜い企業家達の傲慢さ、宗教を殺人の手段に使う指導者、仲間にも国にも見離されたエージェント等、今のアメリカとアラブ諸国の裏での取引は上手く描かれている。 自殺テロリストが作り上げられていく過程もリアルだった。この物語の中心にジョージ・ブッシュがいるのだろう。 太ってあまり渋くないジョージ・クルーニーの演技も光っていた。 この物語は実際に20年以上もCIAのエージェントだったロバート・ベア著のノンフィクション「CIAは何をしていた?」が原作。

お気に入り度 ★★★
トリビア ジョージ・クルーニーは、低炭水化物ならぬ高炭水化物方法で14Kg太ったが、本人のロバート・ベアにより似せるために頭を剃るという要求は断った。 髪が生えてこなくなるかもしれないと心配した為。 ジョージ・クルーニーは、この太り過ぎの為、「オーシャン12」撮影中、背骨を傷め、最終的に手術まで必要とした怪我をしている。 それ以来彼はこの体重増量を「大馬鹿だった」と言っている。
ロバート・ベア本人がCIAエージェントの1人として映っている。

監督 スティーヴン・ギャガン
キャスト ジョージ・クルーニー 、マット・デイモン 、アマンダ・ピート 、ジェフリー・ライト、クリス・クーパー
情報サイト オフィシャルサイト (英語) オフィシャルサイト (日本語) IMDb みんなのシネマレビュー 映画の森てんこ森 ヤフージャパン Allcinema Yahoo Movie Movie Web
人気blogランキングへ
にほんブログ村 映画ブログ
管理人のホームページ Welcome to Arizona  [READ MORE...] テーマ:洋画 - ジャンル:映画
|